コーヒーカスを使ってコーヒー染めしたエプロン
2023.02.21先日当店を撮影場所に使ってくださったCanvascafeさんのコーヒー染めのエプロンを買って着けてみました。
使い込まれたようなアンティークな風合いと、ガシガシ使えそうな丈夫な素材が気に入っています。
僕のと妻のとで、ちょっと色違いのやつです。
こちらのエプロンの染料となるコーヒーはすべて賞味期限切れのフードロス豆と焙煎時に発生するチャフ(薄皮)を使用されています。
染料として抽出した後も東大阪の町工場と連携し、キノコを育てる培土として再利用され、最後は肥料として土に還るそうです。
限りなく無駄をゼロに近づける徹底したプロセスがすごいなぁと思います。
コーヒー屋としてはこういう取り組みを聞くとすごく嬉しくなります。
以前、ご近所の洋裁店さんに当店で出たコーヒーカスを使ってコーヒー染めのオリジナルシャツを作っていただいたことがあります。
捨てるしかなかったコーヒーカスがこうしたアップサイクルで生まれ変わるのを見てすごくワクワクしました。
もちろんすべてのコーヒーカスやチャフの廃棄をゼロにすることはできませんが、こういうコーヒー染めのシャツやエプロンを使うことで少し意識をするようになったかなと思います。
Canvascafeさんの、まずはコーヒー染めの生地の良さを伝えたい、それが同時に社会の問題解決に繋がれば素晴らしいよね、という考えにも共感できました。
こういう問題への取り組みって素敵だなと思う反面、なかなか個人では継続できなかったり、日々の生活の中では難しかったりするので、良いなと思ったサービスやなんか好きだなと思った商品を通して自然に無理なく貢献できるのは自分たちにも合っているなぁと思いました。
好きなものがアップサイクルされて、また別の好きなものに生まれ変わる。素敵ですよね。
#コーヒー染め #ゼロエミッション #アップサイクル