Maguta Estate Supernatural - KENYA / マグタ エステート スーパーナチュラル - 100g

¥2,780 (税込)

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ジューシーな赤い果実の宝石

 

今のケニアを代表する生産者のひとつ、マグタ エステートのスーパーナチュラルをALTERNA selectionとしてリリースします!

スーパーナチュラルって聞くと「発酵感強めなやつ?」って身構えちゃうかもしれませんが、これがびっくりするほど飲みやすい。

ケニアらしいベリーの華やかさはちゃんと残しつつ、甘さがぐっと前に出て、後味はすっとクリーン。

いわゆる”ナチュラルの強めなやつ”が苦手な方にも自信を持っておすすめできます。

冷めてくるとフルーツ感がさらに伸びてくるので、淹れたてから飲み終わりまで、ゆっくり表情の変化を楽しんでほしい一杯。

ALTERNA selectionって?

一番最初に感じたのはEncore! Coffee Roasteryのある大阪の特産品デラウェアのような瑞々しい甘味。

少し落ち着くと、赤りんごやベリーのような赤い果実感。冷めてくるとブラッドオレンジのようなジューシーさ。

 

■ プロセス:スーパーナチュラルとは

  • このコーヒーは、インポーターのProject Originがマグタ エステートのDavidさんと共同開発を続けてきた スーパーナチュラル(Supernatural)という精製方法で仕上げられています。
    ナチュラル精製は、収穫したチェリーを果肉ごと乾燥させる伝統的な手法で、フルーティーで甘く、ふくよかな風味が生まれます。スーパーナチュラルは、そのナチュラルを土台にしながら、発酵と乾燥の工程を一つひとつ意図的に労力をかけて精密にコントロールすることで、フルーツの甘さ・風味・ボディをさらに引き出していく手法です。透明感や洗練を突き詰めるというより、「表現力豊かで、わくわくする、でも親しみやすい」コーヒーを目指す——それがスーパーナチュラルです。

 

ケニア・スーパーナチュラル

■ 精製工程

収穫初期のチェリーを農園に搬入し、農家が色を見ながら手選別。
完熟チェリーを密閉・低温の環境で長時間ゆっくり発酵させ、フルーティーな風味を育てる。
レイズドベッドの上で厚く積み重ね、ブリトーのように包み込んで3日間置き、スーパーナチュラルらしさを強化。
その後、包みを解いて薄く広げ、残りの期間で乾燥。
乾燥はおよそ25〜30日かけて、含水率10〜12%まで。
乾燥チェリーの状態でドライミルに保管し、脱穀・輸出。

密閉・低温・包み込みで発酵をあえてゆっくり進め、厚積みと日陰乾燥で乾燥もコントロールする。

手間も時間もかかりますが、その丁寧さが、ナチュラル特有のフルーツ感を「クリーンなまま、より深く」引き出すことにつながっています。

 

農園 Maguta Estate Mill
生産者 David Ngibuini
標高 1,650〜1,800m
地域 ケニア(中央ケニア / ニエリ・エンブ郡)
品種 SL28, SL34
生産処理 Supernatural

当店カッピング
デラウェア、チェリー、赤りんご、ベリー、ブラッドオレンジ、スイート、ジューシー

焙煎度
浅煎り

ストーリー

このコーヒーを手がけるのは、ケニア中央部・ニエリとエンブの郡にまたがるマグタエステート(Maguta Estate)。

運営するのはDavid Ngibuiniさんという生産者です。

ケニア・マグタエステートのDavid Ngibuini氏
Maguta Estateのコーヒーの木とDavid Ngibuini氏

Davidさんとオーストラリア発のインポーターProject Origin(創設者は元世界バリスタチャンピオンの Saša Šestić 氏)との物語は、2018年に始まりました。Saša 氏の挑戦を描いた書籍『The Coffee Man』を読んだ David さんが、「もっと精製を深掘りしたい」と自ら連絡を取ったのがきっかけです。当時の彼のコーヒーはスペシャルティの基準ぎりぎりのところにいましたが、何よりSaša氏の心を掴んだのは、コーヒーそのものよりも、Davidさんの探究心と情熱、そして地域コミュニティを巻き込んでいく姿勢でした。
それから二人は、農園で精製方法を調整し、設備に投資し、スタッフを育てながら、一歩ずつ品質を高めていきます。

マグタエステートには10基の発酵タンク、各1トン容量のパラボリック乾燥テーブル、Brix計やpH計といった本格的な設備が揃い、近隣の Murware 農家グループ(赤色火山性土壌で育つ約18,000本のコーヒーの木)から集めたチェリーを、伝統的な手法と実験的な手法の両方で丁寧に処理しています。

ケニア マグタ エステート
その積み重ねは、確かな結果として実を結びました。

2024年、Davidさんのコーヒーは「Best of Kenya」競技会で見事1位に輝き、トップ10にも複数のロットが入賞。

2021年には、ケニアのバリスタチャンピオン Martin Shabaya 氏が、David さんのコーヒーを使って世界バリスタチャンピオンシップで5位に入っています。
ケニアでは近年、生産者へ支払われる対価の低さから、コーヒーを離れて別の換金作物へ移る農家が増え、生産量が少しずつ減っているといいます。

だからこそDavidさんとProject Originは、品質を高めることでチェリーの価格を引き上げ、コミュニティの暮らしを底上げしていこうとしています。

一杯のコーヒーの向こうに、そんなコーヒーピープルが確かにいる。Encore! が品質以外にこの豆を選んだ理由も、そこにあります。