INDONESIA SULAWESI LATIMOJONG WET HULLING - インドネシア スラウェシ ラティモジョン ウェットハル 200g
元の価格は ¥2,080 でした。¥1,456現在の価格は ¥1,456 です。 (税込)
赤りんごのような爽やかな果汁感
標高3478mを誇るスラウェシ島最高峰グヌン・ラティモジョン山の小規模農家さんたちによって作られているコーヒーです。
スマトラ式特有のアーシー感は少なく、スルッと飲める綺麗な透明感があります。
赤りんごのような爽やかな果汁感が くっきりと現れていて、甘く飲みやすいコーヒーです。
当店カッピング
red apple, prune, crisp
焙煎度
中煎り
ストーリー
伝統と革新が織りなす、スラウェシ島の個性豊かなコーヒー
インドネシア・スラウェシ島。
その最高峰である標高3,478mのグヌン・ラティモジョン山の西側斜面、標高1,200m~1,800mの高地に広がる農園で、このコーヒーは育まれています。
小規模農家とコレクターの連携が生み出す、インドネシア独自の「ウェットハル」
このコーヒーの特徴を語る上で欠かせないのが、「ウェットハル」と呼ばれるインドネシア独自の精製方法。
1970年代後半にスマトラ島のアチェで生まれた方法であるという説から「スマトラ式」とも呼ばれています。
多分一般的にはスマトラ式のマンデリンという呼び名が有名なのではないでしょうか。
小規模農家が収穫したコーヒーチェリーは、手回しや電動式の果肉除去機でパルピングされ、一晩の発酵を経て水洗されます。「ウェットパーチメント」と呼ばれる状態のコーヒー豆をその後、半日から2日ほど乾燥させたのち地元の「コレクター」と呼ばれる仲買人に販売されます。
コレクターは、集めたウェットパーチメントを大型の機械で脱殻し、乾燥させます。水分を多く含んだパーチメントの脱殻には、大きな動力と特別な設備が必要となるため、コレクターの存在が不可欠です。乾燥工程を経て、水分値が14~15%になったコーヒー豆は「アサラン」と呼ばれ、国内で取引されます。最終的には、輸出業者が水分値を12~13%に調整し、選別を行って輸出されます。
ウェットハルは、このように小規模農家の資金繰りを支え、高湿多雨な天候に悩まされる乾燥工程のリスクを軽減させるため、この独特な精製方法が生み出されました。
小規模農家は乾燥設備や潤沢な資金を持たないため、コレクターがその役割を担うことで、大きなリスクを負うことなくコーヒー生産を行うことができます。
高品質と安定供給を実現する新たな試み
スラウェシ ラティモジョンは、ビタン、アラ、ママサ、ラティモジョン、ロドロドの 5つの地域の農家から集められたウェットパーチメントを、精選所で一括管理することで、品質の均一化とトレーサビリティの確保を実現しています。
さらに、コレクターとの連携を強化することで、さまざまな品種の栽培をサポートするなど伝統的なウェットハルをさらに高品質なものへと進化させています。
深煎りのインドネシア ポルン アルフィナーとはまた違った、新しいフルーティなウェットハルのコーヒーをお試しください。
産地情報
エリア:スラウェシ島ラティモジョン
農園:Sucafina社
生産者:ビタン、アラ、ママサ、ラティモンジョン、ロドロドの小規模農家
品種:Lini S-795、ティピカ
精製方法:ウェットハル(スマトラ式)
標高:1200-1800m
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受注後、2営業日以内に焙煎し、翌営業日以内に発送いたします。
最短当日から最長3営業日以内に発送いたします。
定休日および年末年始等の休業日は焙煎と発送をお休みいたします。