雑談

のぼり旗と非言語なコミュニケーション、あるいは半径10メートルのSNS

2022.09.09

タイトルの割にはなんともプチネタですが、お店の外に立てているのぼり旗を新しくしました。
先代ののぼり旗は5年ほどの雨風に耐えてくれたのち、破れてしまいました。

新しいのぼり旗

うちがのぼり旗を立て続ける理由は、単純にまだ来たことのない方への目印になるからというのもあるんですが、どちらかというと日々来てくれている常連さんに向けて「今日やってるよー」という合図の意味合いの方が強かったりします。

スーパーの買い物帰りにちょっと寄ろかという方が、「いつものぼり旗で営業しているかどうか確認してから向かってる」というのを聞いてからは強風の日以外は立てるようにしています。

買い物帰りのご年配のお客さんも多いので、重たい荷物を持って店の前まで来たら閉まってたというのは避けたいところ。SNSで営業情報を見る習慣がない方がほとんどですからね。

ある意味ではのぼり旗は店前の黒板とかと同じく原始的なソーシャルネットワークの機能を果たしているのかなとも思ったり。そう半径10メートルだけに届くSNSのような。発信しているメッセージは「今日も元気に営業してるよ」という一言だけですが。

でもそういう非言語的(厳密には文字が書いてあるけど)なコミュニケーションも僕らは大事にしたいと思っています。

ちなみに旗に描かれているコーヒーをドリップしているメガネのひと、妻からは「(僕に)似ててええやん」と言われたのですが、長男いわく、「え、これお母さんやん」とのこと。

よくよく見たら確かにショートヘアでメガネのときの妻にも似てて、ずいぶんお得な旗だなと気に入っています。

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